1年ぶりの現場に行ったこと。RISING SUN TO THE WORLD
EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021
"RISING SUN TO THE WORLD"
行ってきました。
2021年東京ドーム公演、初日3月10日と、2日目3月11日に。
※ネタバレはありません
2020年2月26日
午前中に仕事を終え、東京駅に向かい、新幹線内で食べるお弁当を買って、いざ新幹線へ、という改札50m前で受信した、公演中止のお知らせ。
新幹線発車7分前、その時はやたら冷静で、急いで切符売り場に行って取り消しの処理をしてもらい、友人たちに連絡し
「公演中止なんだけどｗｗｗｗｗ新幹線発車7分前だったｗｗｗｗｗ」とつぶやき、会社に戻って仕事をし、
夜、「悔しいからカラオケに行きたい、ラバアゲ歌って脳内で推しのパフォーマンスを再生する」と友人を呼び出し、カラオケに行った思い出。
明日のRAMPAGEもないのかな、悲しいな。４月からのSECONDはあるよね？なんて話していたのは遠い昔、もうこの日から１年以上、現場が訪れることはなかった。
オンラインライブすごい楽しかった2020年。
でもパフォーマーをずっと見ることができない。カメラに映っていないところでも踊っているパフォーマーを見たいし、定点観測もしたい。そんな欲望が募る秋、2021年ドームツアーの発表、行きたい気持ちと、本当に大丈夫なの？という不安な気持ちで2020年が終わる。
とにかく初日だけは行きたい。最終の大阪は諦めよう。
東京ドームならほぼ通常の行動範囲（会社は都心）、よし行こう、初日だけチケットをとろう。
2021年1月7日
緊急事態宣言。これはドームツアーも延期かな。
中止にならないでくれ、Perfect Liveのなかった東京ドーム、また東京ではライブがないのか、と落胆したくないと、いつまででもいい、待つので、と祈り、過ごす。
2021年1月22日
振替日程が決まる。初日1月28日は3月8日（月）。
緊急事態宣言が3月には開けると見込んでの日程だろう。本当にできるのかな？
なんとなく嫌な予感がして、また東京では開催しないのではないか、と思って
ここからLDH関連のニュースとか動画から離れる。
2021年2月12日
振替日程が変更となる。初日1月28日は3月11日（木）。
え？3月11日にRISING SUNが聴けるかもしれないってこと！？！？
と興奮していたが、よく見てみたら、3月10日の振替はそのままなので、この日初日にならない。ということに気づき、3月10日のチケット申し込むか悩む。そして申し込む。
2021年2月26日
申し込んでいたチケットブック先行が当選。無事、初日の3月10日に行けることになる。
あの日から１年が経過した、その日に初日当選、というのは運命か。
２週間後には１年以上ぶりに現場に行ける！会える！ってワクワクする。
少しずつLDHの情報をチェックするようになる。
2021年3月5日
緊急事態宣言延長
もう無理かもしれない、再再々振替なのか。初日という夢は無理だったのか。
2021年3月7日
東京ドームライブ催行決定
賛否両論ある、こんな時に、いや、こんな時だからこそ、先陣をきって、いや、でもやる？やらない？行く？行かない？
彼らは本気だ、ならば、私も本気で臨もう。
神奈川に住んでいるが、近くのホテルに２泊する！普段在宅勤務だけど週１の出社日を急遽変更して出社日を公演日にして、半径5km以内の移動しかしない！入場時間のギリギリに到着して無駄にドームに滞在しない！出社は空いている時間の電車！7時台！ご飯は全部ホテルの部屋で一人で食べる！
2021年3月11日
当日朝からソワソワ。
2月から激烈な繁忙期に入ってびっくりするくらい忙しかったのに、なぜか今日は穏やか。午前中の仕事を爆速で終わらせて予定時刻ぴったりに自宅を出発。
新横浜から東京、たった19分間の新幹線に乗る。空いているというのと、遠征気分を高める（東京は遠征ではない）。
お昼からあがってくるレポートにニコニコしながら読んで、東京ドームに到着、スムーズに入場を済ませ、着席する。
３塁側１階着席
あらゆる対策が徹底されているし、
バカみたいにうるさい二人組はスタッフに強く注意されてたし
ずっとマスク外してしゃべってるバカがいたのでスタッフに教えたら注意してくれた
ありがとう、スタッフ
席は１席置きになっていて、そもそも全部売ってるわけじゃない＆払い戻しもあったので、私の周りはかなりスカスカでした。
大丈夫なのかな、本当に。
本当に無歓声でできるのかな。
決して客層が良いとは言えないLDHのライブ。
蘇る2020年2月26日。
私は開演するまで信じることができなかった。
16：05 暗転
東京ドームは真っ暗にならない、だから暗転といっても多少明るい。
これも東京ドームだなぁ、懐かしいなぁ。
はぁLDHのライブが始まるぞ、オープニングムービーが
柱がああああ邪魔だああああああ
見えねぇえええええええええええええええええええええええ
もはやこの邪魔さ加減も現場感。１年ぶり愛おしい。
しかし本当に見えない席だったので、LDHさんはサイドモニタにも映してください。同じエリアの観客、みんな首をゆらゆらしてましたよ。
ライブの感想は別ブログにするとして
19：15終演
終わった。
感無量。
ちゃんと無歓声だった。
できた
ちゃんとできた
一瞬、条件反射でギャッって出ちゃった人いたっぽいけれど、私の周りにはいなかった。フフフって小さく笑ったとこもあったけれど、ご愛嬌。
コール・アンド・レスポンスが許されないライブなのに、その選曲！？ていうのもあったけれど、ある意味、こんな状況でもいつも通りにする気持ちが伝わってきた。
全力でフラッグを振り、
１年ぶり、右腕のプチョヘンザ筋が痛い
双眼鏡もって肩が痛い
体がガッチガチ
あれ、ライブってこんな疲れるっけ。
オンラインライブ、自宅で友人と騒いで見たこともあったけど、こんな体疲れましたっけ
規制退場もきっちり、
19：40 ホテル着
チェックイン後即風呂って、twitterで感想つぶやきまくって、右腕が本当に痛くて、文字打つのも疲れたので、友人とLINE電話で３時間くらい盛り上がった。
いつも通りだ。遠く離れててもいつも通りだった。
2021年3月11日
6：00 起床
7：15 出社
12：30 退社
13：00 ホテルの部屋で一人ランチ
14：46 東京ドーム前に立ち、いつもと同じ日を過ごせる幸せを噛みしめる
14：50 入場
超先行枠でスーパー天井席ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
16：05 開演
いやはやこの確度の怖さもひさびさ、野鳥の会に徹する、この推し（パフォーマー）をずっと追い続ける行為も最高に楽しい。天井席、楽しかったよ！
19：15 終演
20：00 ホテル着
二日間やりきった。
フラッグ振りすぎて右腕痛いし、双眼鏡で肩こりすごいし、眼精疲労もすごい。
この疲労感でエクストリーム出社していた頃がもはや懐かしい。
楽しかった。
会場全体のフラッグの波が美しくて泣けた。
歓声はない、拍手とフラッグだけ。
YEAHに合わせてフラッグを掲げ、
CLAPに合わせて手を叩き、
曲が終わると拍手が起こる。
こんなライブって思うかもしれないけれど、
なによりも
楽しそうな演者を見れたことが嬉しかった。
オンラインライブ、
我々は彼らが見えるけど、
彼らは我々のことが見えないのである。
こんな時期に開催するのはどうなの？って賛否両論
ジャニーズは全公演中止した。
いろんなジャンルの舞台やホール公演は粛々とやってる。
野球観戦は有観客でやってる。
正直羨ましかった。
歓声を出さない舞台はやりやすいけど、
もともと歓声だらけのLDHのライブは難しい
わかる。
ドームでやるのは観客数多いし、
客層が悪いのは否めない。
イエモンが去年東京ドームライブやってくれたの嬉しかったなぁ。
ほんと。
そして普通に年が明けて
緊急事態宣言が出ずに普通にライブをやってたら
いよいよ、みんな復活ですね！
みたいな流れだったけど、まぁ無理な話だった。
はっきり言って
これは実験台だろう。
国とも協議しての催行決定なので、
これで国も実績は作りたいんだ、
五輪のためもある。
誰かが最初にやらなきゃいけない。
そしてネットではボロクソ言われるんだ。
今やるなんてバカじゃないの？
て。
一年前に中止したときは、
大英断ですね、
て褒められたのに、今回はきっとボロクソに言われるんだ、関係ないユーザーに。
だからこそ参加者のリテラシーが問われる。
私はこの国の実験に乗ってやろう、
という気持ちで参戦しました。
コロナ禍で再開した直後のディズニーランドに行った時と同じ気持ちだった。
きっと企業としてやれることは全部やっているだろう。
ライブはきっと赤字だ。
でも、これを成功させてライブエンターテイメントを復活させよう、という思いが伝わった。
東京３days開催は無事終了しました。
本当に無事だったかは２週間後くらいにわかるだろう。
実験は成功！ってなってほしい。
そして大阪・福岡・名古屋でも無事開催されることを祈って。
二日間参戦したリポートは終わります。
※ネタバレレポートは次のブログに。
